Jw_cad Version 5.01で新たに追加された機能『印刷時のレイヤ内の図形の塗潰し機能』の覚え書きとして書き記しておきます。
この機能は、以前から有ったハッチングレイヤと同じような機能で、ソリッドによる塗り潰しが出来るものです。
レイヤ名を以下のように指定する訳ですが・・
個人的には、一番最後に説明している、「任意色でのRGB値を16進数で記載する」方法が理解し易いし、お勧めかな?と思います。
状況にもよりますがね。(^^ゞ
レイヤ内の図形塗潰し機能
(既定線色の場合)
レイヤ名に[#cp]に続けて線色番号(1~8)を記載する。
標準線色(線色1~線色8)を指定する場合は
#cp1 ~ #cp8
(既定線色の場合)
SFX線色は(100+線色番号=101~356)を記載する。
SXF対応拡張線色を指定する場合は
#cp101 ~ #cp356
ここで言う(100+線色番号=101~356)の線色番号とは、「線属性」ダイアログで見ると
『線色』black が線番号1 --->#cp101
『線色』black が線番号2 --->#cp102
↓
↓
『線色』darkgray が線番号16 --->#cp116
(17番から256番はユーザー定義線色となる。)
(任意色の場合)
レイヤ名に[#c]に続けてソリッド図形の任意色の値を記載する。
(黒「#c0」~白「#c16777215」)
#c0 ~ #c16777215
数値「0」~「16777215」は(R+G*256+B*256*256)の値です。
既に塗り潰しされている色を参考にするならば
[Tab] キーを4回押してから任意色のソリッド図形を指示すると任意色の値がク
リップボードにコピーされるようにした。
を使用された方が便利ですね。
(任意色の場合)
レイヤ名に[#c#]に続けて色のRGB値を16進数で記載する。
(黒「#c#0」~白「#c#ffffff」)
#c#0 ~ #c#ffffff
このRGB値を16進数で記載する方法が、一番馴染みやすいような気がします。
[Tab] キーを4回押しのクリップボードコピー機能でも左上( )内に表示されます。
印刷時の塗潰は、レイヤ内の図形が横方向に分割して出力される。
分割間隔は[#c]で0.05mm、[#C]にすると0.02mmになる。
プリンタ機種または塗潰色によっては色むらが出ることがある。
[Shift]または[Ctrl]キー押しながら印刷を実行すると印刷プレビューになる。
- 2006.06.12 Monday 17:14
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Comments
σ(^^)個人的には、この機能は色の選択で、標準で付けて欲しい機能です。
RGBより解りやすいから・・・・(^^ゞ
憂爺さん、こんにちは。
ですよね。HTMLやCSSを触っていると、RGB値よりもこちらの方が馴染みがありましからね。
別途変換ソフト(フリー)も多く有るようですが、JWからダイレクトに欲しい機能の一つかもしれませんね。