Windows XPでAWK，Rubyのパスを通す

はじめに

これからの記述は、ＯＳが　Windows XP の場合です。
システム環境変数を変更しますので、自己責任で行って下さい。

プログラムの入手

１．AWKの入手
WILLs' trash can (HOME)さんのサイトから「gawkm115.zip」をダウンロードします。
トップページ＞プログラムの部屋＞gawkm115.zip
２．Rubyの入手
Ruby-mswin32 (ja)　より「mswin32版ruby」をダウンロードします。
Jw_cadの外部変形は、このmswin32版rubyを前提に書かれているものが多いです。
トップページ＞Release＞ruby-1.8.1-i386-mswin32.zip
　・ 現在の最新版はruby-1.8.6のようですが、ruby-1.8.1の方が安定しているようです。
　・ sugiさんが提供している外部変形は「druby.exe」を使用していますので別途ライブラリを、sugiさんのサイトからダウンロードします。

ディレクトリ構成とファイル配置例

１．ダウンロードしたファイルは、圧縮されていますので解凍します。
２．ディレクトリ構成とファイル配置は、以下のようにします。
　　※ ディレクトリ名、構成は一例として下さい。

● AWK（JGAWK、GAWK)
　　C:\jwpath\awk\　　以下に解凍して展開されたファイルを置く
● mswin32版ruby
　　C:\jwpath\msruby\　　以下に解凍して展開されたファイルを置く　
● sugiさんのライブラリ
　　C:\jwpath\druby\　　以下に解凍して展開されたファイルを置く

EXEファイルの場所を確認する

１．jgawk.exe　gawk.exe　の場所は　C:\jwpath\awk\jgawk.exe　　C:\jwpath\awk\gawk.exe　となっています。
２．ruby.exe　の場所は　C:\jwpath\msruby\bin\ruby.exe　となっています。
３．druby.exe　の場所は　C:\jwpath\druby\bin\druby.exe　となっています。

Windowsでのパス（PATH）の通し方

１．マイコンピューターを右クリックして、プロパティを選択すると、「システムのプロパティ」画面が展開します。

２．システムのプロパティ画面の「詳細設定」タブの「環境変数」をクリックする。

３．「環境変数」画面の「システム環境変数」ボックス内の「Path」を選択して「編集」ボタンをクリックする。

４．「システム変数編集」画面の「変数名」が Path になっている事を確認して、「変数値」に追加します。追加記述方法は以下の通りです。

上の「EXEファイルの場所を確認する」で確認したEXEファイルの存在するディレクトリを追加します。
くれぐれも、以前に書かれている記述を削除しないように注意して下さい。
今迄書かれている末尾に　 ;C:\jwpath\awk 　と指定します。【 ; 】(セミコロン)がパスの区切りです。
同様に続けて　;C:\jwpath\msruby\bin;C:\jwpath\druby\bin　と追加します。

５．それぞれの画面を　OKボタンを押して閉じます。
６．この変更はすぐに適用されるので Windows を再起動する必要は無いようですが、一応再起動をしましょう。
７．パスの優先度は、左（先頭）に書かれた物が優先されるようです。最初の方にシステムフォルダ（C:\windows\system32）も有る事が確認できると思います。

※ こちらも合わせてご覧下さい。↓
　　◎ Rubyのインストール