鉄骨三部作① 鉄骨断面作図

Gnomonさんが提供している外部変形「鉄骨三部作① 鉄骨断面作図」のBATファイルの編集を　ここ　で説明していましたが、バージョンがアップされてBATファイルの記述内容も変更されてます。
この外部変形は、少し難しい所が有りますので添付されている「鋼_断_説明.TXT」に沿って少し説明していきます。

※ BATファイルの内容は、（ver.1.30 2006.10.10）の物です。
※ 詳細は、添付されている「鋼_断_説明.TXT」を熟読して下さい。
※ 書換えに付いては各自の使用環境に合わせて自己責任でお願いします。
※ 以前の掲載内容については、作者様より承諾を頂いてますが今回は未承諾です。不都合が有る場合は即刻修正（削除）致しますのでご了承下さい。

※ 「鋼_断_説明.TXT」に書かれている内容は「blockquoteタグ」で囲んであります。

(1-1) awk言語の入手

次のいずれかの awk言語 を入手してください。（他のタイプの awk言語も使用できるようですが…）
１） mawk32
当言語は32bit用ですので、Windows環境で使用できます。
参考入手先：http://www.vector.co.jp
以下の手順を参考にして探す：
Windows95/98/Me> ユーティリティ> テキストファイル用> AWK>
2006.11現在での、具体的な所在は：
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se080308.html

２） jgawk MSDOS用実行形式 2.15.2 + 1.1
当言語は16bit用ですが、Windows環境のDOS窓でも使用できます。
参考入手先：http://www.vector.co.jp
以下の手順を参考にして探す：
Windows95/98/Me> ユーティリティ> テキストファイル用> AWK>
2006.11現在での、具体的な所在は：
http://www.vector.co.jp/soft/dl/dos/util/se000208.html

上記のサイトから「mawk32」若しくは、「jgawk」を入手して下さい。
両方は必要有りません。どちらか片方です。
BATファイルの記述は「mawk32」になっています。
「jgawk」を使用する場合は、後で説明しますがBATファイルの編集が必要になります。
入手したawk言語のインストール場所は後で説明します。
－－補足－－
既に、他のAWK言語で作成された外部変形を動かしていて、システムフォルダにAWKをインストールしている場合は、その「jgawk.exe」を使用しても動くようです。（私の環境の場合ですが・・）

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(1-2) フォルダの適切な構成
フォルダの構成に関しては、初心者はなるべく下記と全く同じように設定することを、強くお勧めします。
経験のある方は、各自の好みに従ってください。

という事ですから、作者様の推薦するフォルダ構成をお勧めします。

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1）Jw_cad for Windows のインストール【例】（Jw_win.exeの所在）
　　　c:\jww

これは、説明はいらないですね。(^_^;)

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2）mawk32（またはjgawk）のインストール【例】：
インストールといっても、前項(1-1) でダウンロードしたファイルを解凍して得られる全てのファイルを c:\jww（上記に同じ）にコピーするだけです。
必要最小限のファイルは、mawk32 の場合には「mawk32.exe」、jgawk の場合は「jgawk.exe」だけです。

「mawk32.exe」若しくは、「jgawk.exe」をJw_cadのインストールしてあるフォルダ（jw_win.exeと一緒の場所）にコピーして下さい。
また、先にも書きましたが、既にシステムシステムフォルダにAWKをインストールしている場合は、その「jgawk.exe」を使用出来るようですので、その場合はこの作業は必要有りません。
しかし、もし動かない場合は、ここに原因が有る事も考えられますので検討して下さい。

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3）起動バッチファイルと、awkファイルの保存場所例：
当作品に含まれる「ファイルの全て」の保存場所の【例】です。
　　　c:\jww\bat
　　　　　↓↓
これは、任意のフォルダ、例えば「c:\jww\mytool」などでも、全く構いませんが…、
「当作品のファイルを全て一括して同じフォルダに」格納しなくてはなりません。これが肝心なポイントです。

当作品に含まれる「ファイルの全て」とは圧縮ファイル（K_DANMEN.zip）に含まれているファイル
① 鋼_断11.AWK :Ｈ形鋼
② 鋼_断12.AWK :角形鋼管（正方形）
③ 鋼_断13.AWK :円形鋼管
④ 鋼_断14.AWK :等辺山形鋼
⑤ 鋼_断15.AWK :リップ溝形鋼(Ｃチャン)
⑥ 鋼_断16.AWK :重量溝形鋼
⑦ 鋼_断21.AWK :ＣＴ形鋼
⑧ 鋼_断22.AWK :Ⅰ形鋼
⑨ 鋼_断23.AWK :角形鋼管（長方形）
⑩ 鋼_断24.AWK :大型角鋼管（正方形:角出し）
⑪ 鋼_断25.AWK :不等辺山形鋼
⑫ 鋼_断26.AWK :軽みぞ形鋼
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⑬ 鋼_断1.BAT :SCRIPT起動用バッチファイル1
⑭ 鋼_断2.BAT :SCRIPT起動用バッチファイル2
⑮ 鋼_断_説明.TXT :使用説明書 → このファイル
の事です。
これは、説明にも有りますが任意のフォルダでも構いません。
ここ　で説明しているような場所でも問題無いという事です。

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4）完全に以上の通りに設定した場合は、それでおしまいです。あとは…、
jww を起動して、キーボードの「G」を押し、フォルダ「c:\jww\bat」の中の対象バッチファイルを開くだけです。実に簡単ですね(^o^)

以上の事を間違い無く実行してもらえれば、動くはず。・・・ですが・・・
先に書いたように、作品のBATファイルの記述は「mawk32」を使用する事を前提に書かれています。
もし、「jgawk」を使用する場合は、BATファイルの編集が必要になります。
その方法を次に説明します。
「jgawk」も、作者様の推薦する「jgawk MSDOS用実行形式 2.15.2 + 1.1」をJw_cadのインストールしてあるフォルダ（jw_win.exeと一緒の場所）にコピーした場合と、既に使っているシステムシステムフォルダ内の「jgawk.exe」を使用する場合は少し違います。

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◆ Jw_cadのインストールしてあるフォルダに「jgawk.exe」が有る場合

作品の「鋼_断1.bat」と「鋼_断2.bat」をエディッタで開いて下記の部分を書き換えて下さい。
mawk32　を　jgawk　と書き換える。

－－－－この部分を－－－－－－
:exe1
copy jwc_temp.txt temp.txt > nul
mawk32 -f 鋼_断11.AWK temp.txt %2 %3 %4 %5 %6 %7 %8 %9> jwc_temp.txt
goto END
－－－－－－－－－－－－－－
　　　↓　↓　↓　↓
－－－－このように－－－－－－
:exe1
copy jwc_temp.txt temp.txt > nul
jgawk -f 鋼_断11.AWK temp.txt %2 %3 %4 %5 %6 %7 %8 %9> jwc_temp.txt
goto END
－－－－－－－－－－－－－－

以下、同様に「:exe2　～　:exe6」までを書き換えて、上書き保存して下さい。

◆ システムシステムフォルダ内に「jgawk.exe」が有る場合

上の説明と一緒で、mawk32　の記述　を　jgawk　と書き換えて下さい。

もうひとつ、最初の方にありますが、「path=c:\jww」の記述をコメント行とするか、削除して下さい。


　　＊＊＊＊　以上です。　＊＊＊＊

最後に、Gnomonさんが提供している外部変形には、まだ素晴らしい物が沢山あります。
現在は、ベクターサイトだけで公開なのかな？
お試し下さい。
http://www.vector.co.jp/vpack/browse/person/an013992.html