●REM #hpの効用
★REM #hp :範囲選択データの基準点を強制的に用紙左下に設定する。
DOS版の外変をJw_winで、動かす場合に威力を発揮してくれる場合が
ありますので、紹介いたします。
REM #hp の記述は、#h0~#h5、#hc*** の後に記述してください。
1、山本さんの「ヘロン計算」 Jw_pro06.batでは、#hpを記述しないと、
なぜか、[三角形以外の線が(2)本あります。] などと出て未実行
なのですが、#hpを記述しますと、見事に実行してくれます。
------------------------------------------------------------
@REM ヘロン計算
@echo off
REM #jw
REM #cd
REM #mc
REM #h1
REM #hc 【 ヘロン計算 】 三角形選択
REM #hp ->追加記述
REM #g1
REM #1 数値書き込み位置指示 (L)free (R)Read
REM #c 初期番号指定( 1~8001 無指定:1 ) : /_/N
REM #c レイヤ指定( 0~F 無指定:書込レイヤ ) : /_/L
REM #c 小数点以下有効桁数(0~3 無指定:2): /_/K
REM #c&&
REM #e
2、めんちゃん本舗さんの「ばらばら文字を1文字列に連結」
chr2str.batでは、#hpを記述しないと、文字は連結されるのですが、
文字順が、なぜか、ばらばらに連結されてしまうのですが、
#hpを記述で、OKになったりします。
------------------------------------------------------------
@REM ばらばら文字を1文字列に連結
@echo off
REM #jw
REM #cd
REM #mc
REM #h3 範囲内の「文字」データのみを選択
REM #hp ->追加記述
REM #g1 全 レイヤグループ選択
REM #hc【chr2str】 文字を範囲選択して下さい
REM #e
以上は、ほんの一例で、また、改変を意味するものではありません。
コメント
住職さん、ご苦労様です。
#hpはご説明の通り基準点を強制的に左下に設定しますので通常は選択範囲内の座標値
は正の値を取る事になり座標計算の関係で
は非常に都合が良い事になり私も幾つかの
外変で採用しています。
またヘロン計算のアルゴリズムは山本さん
のスクリプトが基本となっているようです。
jwwにはrem #hp等を解説したjww_smpl.bat
や各種設定のサンプルファイルが添付され
ていますが一般の方は余り知らないようです。
そこで各種サンプルファイルを参照できる
batのみの外変を作成しますと便利だと
思います。
バッチファイル名---jw_file.bat
@REM jww設定ファイル呼出
@echo off
rem
rem ☆注意点
rem この外部変形は各ファイルがc:\jwwに存在する事を前提にしています。
rem 必要の場合は修正して下さい。
rem
rem ---例---
rem start /w notepad.exe A:\jww\jw_win.txt > jwc_temp.txt
rem
rem また参照ファイル項目については環境設定ファイルに"REF_FILE=参照ファイル.txt"
rem の記述と参照ファイル.txtがc:\jwwに存在する事を前提にしています。
rem
goto do%1
REM #jww
REM #cd
REM #hm |Jw_win.txt|Sample.jwf|Sample.JWL|Sample.BAT|Sample.JWM|参照ファイル|BAT編集|
REM #:1
REM #:2
REM #:3
REM #:4
REM #:5
REM #:6
REM #:7
REM #h0
REM #hr
REM #e
:do1
start /w notepad.exe c:\jww\jw_win.txt > jwc_temp.txt
goto END
:do2
start /w notepad.exe c:\jww\sample.jwf > jwc_temp.txt
goto END
:do3
start /w notepad.exe c:\jww\sample.jwl > jwc_temp.txt
goto END
:do4
start /w notepad.exe c:\jww\jww_smpl.bat > jwc_temp.txt
goto END
:do5
start /w notepad.exe c:\jww\keisan.jwm > jwc_temp.txt
goto END
:do6
start /w notepad.exe c:\jww\参照ファイル.txt > jwc_temp.txt
goto END
:do7
start /w notepad.exe jw_file.bat > jwc_temp.txt
:END
Posted by: 金桜 | 2006年02月10日 17:40
siegelさん、エントリーご苦労様です。
金桜さん、昨日はありがとうございました。
REM #hp の記述 大変解りやすい解説です。
範囲選択した時の基点が用紙の左下に無いと、座標値に(-)が生じて来るので、未実行や意図しない作図などのトラブルが発生する。
って解釈で良いのでしょうか?
そこで、質問!!(^^ゞ
1、REM #hp もDOS版の外変には、無かった記述なのですか?その場合の座標値の関係はどうなっていたのでしょうか?
2、REM #hp を記述しない場合の基点は、何処?になるのですか?JWWで範囲選択した時の図形の重心みたいな所になるのでしょうか?
>jwwにはrem #hp等を解説したjww_smpl.batや各種設定のサンプルファイルが添付されていますが一般の方は余り知らないようです。
そうなんですよね。
是非このファイルを熟読して、理解することを薦めるのですが・・
説明内容を解読するのに一苦労なんですよ。(^_^;)
大概、難しくて、読み飛ばしちゃうんですよ。(^_^;)
Posted by: marusan | 2006年02月11日 10:45
点指示が#1ではなく#0から始まっているとそこが原点になります。この時は#hpは無効。
DOS版では原点はもともと左下だったと思いますよ。Windows版になって用紙中央に変更されました。
ちなみに#hpがあっても、指示データがないと原点は用紙中央のままです…そんな外変は珍しいかと思いますが念のため。
Posted by: 卯之介 | 2006年02月11日 11:10
あ! 卯之介さん、こんにちは。
見て頂いてるんですね。(*^_^*)ありがとうございます。
ほう、ほう。なるほど。
勉強になります。。。
やはり、「Jw_cadの外部変形って難しい。」
Posted by: marusan | 2006年02月11日 13:30
皆さん、こんばんは。
marusanさん、住職さんのご説明でjwwでも
動作可能な場合も多くある事が解り私自身
参考になりました。
私は、jwc時代の事は解りませんがご紹介
の山本さんや酒井さんを始め多くの名人、
達人が作成されたDOS時代の外部変形を
拝見するに改めてその偉大さに感服いたし
ます。
特に山本さんのODT143は私にとってOPT
データ作成では欠かせないものでありこの
ような外部変形が10年以上前に作成され
た事は驚異的でありまた今も誰一人として
それを越える事が出来ないようです。
しかし、幸運にもODT143はhikariさんの処
で引継がれていますしこの場に於いてもjww外部変形として蘇る事は意義のある事だと
思います。
Posted by: 金桜 | 2006年02月11日 17:37